【ジグレー】靴屋(コルドヌリ)
【ジグレー】靴屋(コルドヌリ)
「パリの異邦人」と呼ばれ、パリを描きパリで死んだ若き邦人画家。その人生は「和製ゴッホ」とも呼ばれています。この作品はサロン(パリ画壇)のコンクールで入選した作品。のちに買い手がつき、佐伯が画家として自信もった出世作です。作品のなかで、ドア付近に描かれた「たくさんのぶらさがった靴」が、パリの「下町の商店街」をより強調しています。「古いパリの香り」と「靴職人の声」が聞こえてきそうな名作です。
(原寸大サイズ:72.5×59.0cm ブリヂストン美術館)
(原寸大サイズ:72.5×59.0cm ブリヂストン美術館)